〜職業訓練物語〜第80回 配線正せば心も正す

職業訓練

どうもあぐぅです。

今回で第80回になります職業訓練物語、本ブログでも随一の御長寿シリーズとなっております。

嘘です。タイトルが思いつかなかったのと今回でブログ記事が80記事目になるのでそれっぽいタイトルつけてみただけです。

さらに嘘です。今回のブログは79記事目でした。

そんなわけでいつも通りの日記です。

今日の実習作業はシーケンス作業でした。

電線をブレーカーやランプ、ボタンといった器具に差し込み取り付けることでボタンを押したらランプが点灯するといった器具と電線を配線して目的に沿った動きをさせる実習です。

工場などで主に使われていますが自動ドアとかエレベーターにも使われているらしいです。

その作業は苦手ではありますがシーケンス図といわれる配線図を描くのは訓練校生の中では早めなのでシーケンス作業に関してはわりと周りより早めに終わり余裕があります。

ですが前回さっさと終わらせてやろうと雑にやって持っていったら同じタイミングで持ってきた訓練生仲間がとてもきれいに配線していました。

そのため指導教官の方が僕の粗大ごみと美品を見比べた後にこれだったらお金を払ってもいい出来だ素晴らしいと言っていました。

そして僕のをちらっと一瞥くれましたが特に何も発言せず。

この美品はお金を払ってもいいがこっちはゴミだな逆に粗大ごみ料金を取りたいくらいだ、とでも言っているかのような目でしたねあれは。

とまあそういうことで前回悔しい思いをした僕は今回はクソ遅くてもいいからやってやんぞ!と意気込んでのぞみました。

訓練生の中で2〜3番目くらいにシーケンス図を描き終え作業に取り組みました。

ところが僕が1本配線している間に遅れて作業を始めた訓練生達は僕を軽く追い越し3本配線していました。

それでも僕は諦めずに1本1本丁寧に配線しました。

結果周りがほとんど終わって皆手持ち無沙汰になっている頃やっと終わりました。

今回の配線は結構複雑で間違えている可能性もあります。

配線が間違っていないか抵抗計で抵抗値を計ります。

この抵抗計で抵抗値を計る作業は事前に予想していた値と合致していれば間違いなく配線できていることを示しています。

よし、間違ってなさそうだ。

ひとまず完成です。

指導教官のところに完成した配線を持っていきいざ点灯試験です。

電源とモーターに接続してブレーカーをオンにします。

ガチャンッと音を立ててブレーカーに電源が入りました。すると緑色のランプは点灯し、ボタンを押すとモーターは回り始めました。

やりました。無事成功です。

その後指導教官から「配線が丁寧にできているな良いね」というお褒めのお言葉をいただきました。

それに対して僕は「でもすごく遅くなってしまいました。」と謙遜しときました。

すると、

指導教官は「早くても汚くては意味がないよ。車を納品されたときに傷ついていたら嫌だろう?」と

僕が配線作業をしている間に他の訓練生に3回くらい語っていた貴重なお話をしていただきました。

兎にも角にも、

図工や美術で今まで一度もキレイだと褒められたことがなかったのでとても嬉しかったですね。

振り返った時、または傍からみればくだらないことに一喜一憂していると思われるかもしれませんが、

目の前を一生懸命にこなしていくことこそが人生の満足感を向上させる秘訣なのかもしれません。

まあ僕は一生懸命こなしていくつもりさらっさらなんですが。

長くなってしまいましたので

今北産業

汚いと言われたので

きれいに作業したら

褒められたうれしい

こんな感じです。

今日はこれで終わりです。

ありがとうございました。

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